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 VOL7:喜界島で皆既日食を観よう!(H20.2.15)  

今世紀最大の天体ショー「皆既日食」を見逃すな!

 みなさんは皆既日食をご存知でしょうか?
皆既日食とは、月が太陽を完全に覆ってしまう現象です。部分日食(太陽が部分的に隠される)なら国内でも2〜3年に1度の割合で頻繁に見られますが、皆既日食となると数十年に1度しか起こらない大変貴重な現象です。世界のどこかで1年に1度ほどの確率で見られるのですが、同じ場所で観測するとなると100年に1度ほどの確率でしか巡ってきません。実は来年の2009年7月22日、喜界島を含む奄美大島、種子島、屋久島など鹿児島県のトカラ列島一帯で皆既日食を見る事ができます。この世紀のイベントにむけて地元喜界島でもかなり盛り上がっています。

皆既日食が部分日食に比べて何故すごいのかというと、部分日食では見る事のできない現象を観測する事ができるからです。太陽と月の見える大きさは地球上から見る場合、殆ど同じなのですが、皆既日食のようにスッポリと太陽が隠れてしまうと、強烈な太陽の光で見えなかった、コロナ(太陽の周りの温度が100万度以上の外層大気)やプロシネンス(太陽の下層大気である彩層の一部が、磁力線に沿って、上層大気であるコロナ中に突出したもの)も見ることができるからです。

今回の皆既日食は、日本では1963年の観測以来46年ぶりです。次に観測できるのは26年後の2035年となります。私が生まれる少し前に観測された以来なんですね。皆既日食を観ながらくろちゅう飲めば「まるで大空のイリュージョンや〜」みたいな気分になるかも?しれません。

  ◆関連リンク

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%A3%9F

  http://www.town.kikai.lg.jp/kikai02/update/35.asp
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